人材育成も園の課題も解決する!園内研修の作り方

園内研修の作り方 2*人材育成&保育園マネジメント

みなさんの園では、どのような形で研修を行っていますか?

これからの保育、保育園運営を考える上で、保育の質向上や保育士の専門性向上は必要不可欠です。
日々の保育の中で、子どもと関わりながら学ぶことはもちろん、さまざまな観点で保育を見て、子どもを知り、自分たちの保育を考えることが大事だと思います。
世の中には、社会人向け、保育士向けの講座がたくさん開催されていますよね。先生方が興味のあるものを自ら手に取ることもできますし、園の方針に従って外部研修に行ってきてもらうというやり方をしている園もあります。もちろん、それも保育の質向上や専門性向上に繋がる良い方法だと思います。

私が園内研修をおすすめする理由は、組織力向上も期待できる点です。「園の先生が同じ考えを持って保育する」ことができると、保育も園運営も上手くいきます。そういった観点からも、外部の研修をうまく活用しながら、園内で研修をすることで考え方の擦り合わせを行うことが効果的だと考えています。

園内研修をやるメリット

自分たちで研修を考えて実施するのは、時間も労力もかかります。「正直やりたくな~い!」という先生も多いと思います。でも、園内研修を自分たちでやることで、メリットがいっぱいあるんです♬

  • その1.課題解決、保育の質向上
    自園の課題にぴったりの研修ができるので、園全体の考え方を擦り合わせることや、全体的に保育の質向上が期待できる。
  • その2.人材育成
    研修を企画・運営する人、講師役を経験することで、さまざまな力が身に付く。先生たちの得意を活かした研修ができる!
  • その3.コスト削減
    外部講師や外部研修を頼らなくて良いので、出費を抑えられます。(外部講師を仕事にしている私が言うのもなんですが笑。)

特に、人材育成という面で効果が期待できます。講師役をやってみると、自分自身がその学びを深めることができて、保育士としてもレベルアップできます!私も園内研修から始まって、講師を仕事にするようになりましたが、語れば語るほどに自分のものになっていく感覚があります。そうなると、自分に自信が持てるようになるだけでなく、職員への伝え方も保護者への伝え方も上手くなって、園全体の保育力が上がっていきます。そんな先生が園に何人もいたら・・・園全体、法人(会社)全体がレベルアップしていきそうな気がしませんか?

園内研修の作り方

①園内研修を行う目的を明確にする
なぜ園内研修を行う必要があるのか、私が紹介したメリットも参考に、主催者側で共通認識を持ちましょう。
②テーマを決める(課題を発見する)
子どもたちのおしごとを用意するのと同じように、園内で起きている問題や先生方の課題を発見する。または、保育関係のニーズや園(法人・会社)で大事にしたい方針などから考えます。
③時間や時期、対象者を決める
使える時間、もしくは必要な時間はどれくらい?いつ頃やるのが効果的?対象はだれ?
④誰がやる??
a)外部の講師を依頼する
b)園長、主任、もしくはその分野が得意な先生がやる
⑥研修を作る
a)テーマに合った講師を探す
b)研修のゴールを明確にする。形式(講義、ワークショップ)を決める。

私が研修を作る時の流れを簡単にご紹介しました♬
研修を終えた後には、必ずフィードバックをしましょうね。参加者に報告書やアンケートを取ったり、感想を述べてもらうことで、この研修が効果的だったのか振り返ることができます。

こんな先生にぜひチャレンジして欲しい

➡園内で解決したい課題がある
➡自分の得意を活かして研修をやってみたい
➡同じ思いを持って保育できるようになりたい

最初はドキドキします。でも、保育と同じで、子どもの反応を見て自分の保育を振り返るのと同じように、先生方の姿を見て自分の研修を振り返ることができます。やればやるほど、自分の力にもなります!
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね☆

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