【モンテの活動を取り入れる】1.2歳児でも持ちやすい“トレー”の紹介

トレーを持つ子どもの手 ⑧『環境論』環境設定のポイント&人気のおしごと

「1.2歳児クラス:はじめてのモンテッソーリ環境づくり」の続編!モンテッソーリ教育の環境設定をする上で必要不可欠な“トレー”のお話です。
子どもが手に取れる高さの棚に、トレーにのった用具が並んでいるのは、モンテッソーリ教育と聞いて思い浮かべる光景の一つかもしれませんね。

今回は、どうしてトレーを使うのか、子どもにとって扱いやすいものはどんなものかを紹介していきます。

なぜ、トレーを使うの?

私自身、モンテッソーリ教育の保育園で働くまでは、保育にトレーが必要なんて思ってもみませんでした笑どうして環境設定にトレーを使うのか、簡単にまとめると以下の3つの理由があります。

なぜトレーを使うのか
①そのおしごとに必要なものがわかる

スプーンのおしごとだったら、お皿が2枚とスプーンが必要ですよね。それらをトレーにひとまとめにしておくことで、スプーンのおしごとには何が必要かがわかります。

②準備が簡単

お皿2枚とスプーンそれぞれを持って来るとなると、3回も棚と席とを往復しなければなりません。トレーにひとまとめになっていれば、一度で運ぶことができます。

③自分のおしごとと、お友達のおしごとがわかる

同じ机でおしごとをしているときに、自分が使っているもの、お友達が使っているものがわかるので混ざることがなくなります。また、トレーの上でおしごとをするので、自分のスペースが明確になりまます。

1.2歳児でも運びやすい、トレーの選び方

モンテッソーリ教育では本来、“本物を使う”ことが良しとされていますので、「プラスチックなんてダメ~!」という先生方もいらっしゃると思います。以前にもお伝えした通り、私自身はそこにあまりこだわりを持っていないので、“子ども達が扱いやすいこと”を第一に選ぶようにしています。

トレーダメな例

素材は何であれ、のせるものに合ったサイズを選ぶことが重要です。
取っ手があるからと言って、このようなA4より少し大きいくらいのトレーを使っているのをよく目にします。このトレーは、体の小さな1.2歳児さんにはちょっと大きくて運びにくかったりします。また、のせるものとトレーのサイズが合っていないと、トレーの中でお皿などが滑って落ちやすくなってしまいます。

1.2歳児さんでも運びやすいトレーの特徴を一言で表すと、B5サイズくらいでフチがあるものです!

おすすめトレー

私のおすすめは、ダイソーさんの「自由自在積み重ねボックスシリーズのトレー大(写真右側)」です!!サイズは22㎝×14.5㎝(B5ノートくらいの大きさ)なので、小さな子どもが両手で持って運ぶのにちょうど良いサイズです。また、縁があるので子どもが上から自然と持つことができます。スプーンのおしごとなどをのせるのにピッタリサイズ♪「トレー小」の方は、ひも通しなどの道具が少ないおしごと用によく使います。

一回り大きなものでは、セリアで売っている「花の冷蔵庫整理シリーズのトレー」がおすすめです。大きいスプーンやトングをのせるには、こちらの方がいいですね。

全部同じトレーだとなんだか味気ないなという時は、左の写真のようなものも使います。サイズはB5より少し小さいもので、フチの部分が浮いているので横から指を引っかけやすくて、自然と持つことができます。また、のせたいものが背の高いものでしたら、右の社員のように深さのあるものをおすすめします。倒したり落としたりすることなく、席まで運ぶことができるので、スムーズにおしごとができます。

まとめ

トレーを用意する理由と選び方、ご理解いただけたでしょうか。特に1.2歳児の子ども達は、「両手でものを持って運ぶ」という運動だけでも、大人が思っているより難しく、たくさんのエネルギーを使います。トレーの端っこを持ちすぎて滑って落としたり、棚に置く瞬間にバランスを崩して落としたり、、、そんなことも日常茶飯事です。ですので、環境を用意する大人としては、トレーが大きすぎるせいで落としたりしないように、なるべく運びやすいようなものを選んであげたいなと思っています。

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