今年も、アジアモンテッソーリ会議2025(Asia Montessori Conference2025)に参加して参りました。今回の開催国は、ベトナムです!!
アジア大会には5回目の参加となりました。正直、参加するのには時間もお金もかかりますから、「なぜ参加するのか?」という目的を持つことが大事だと思っています。今回の私の目的は、言語を言い訳にせずに積極的に参加すること。実際、言語の壁はあります笑。でも、だからといって講演の内容がわからないままでは意味がないし、他国の方と交流しないのももったいない。なので、当然ではありますが積極的に参加することを目的にしました。私は多めに見ても英語でディスカッションができるほどの自信はなく、簡単な英語と日本語しか使えませんが、コミュニケーション力と気持ちで意志の疎通ができている!と一緒に行った先生に褒められました♡
言語を気にせずに積極的に参加してみたら、ベトナムの先生と仲良くなれたり、憧れていたマレーシアの先生に質問もできて、目的以上のものを受け取ることができました。やっぱり参加して良かったな~と思いました。
Asia Montessori Conference2025 in Vietnum
2025年10月3日~5日、Asia Montessori Conference(アジアモンテッソーリ会議)は、ベトナムの首都ハノイで開催されました。今回で11回目の開催です。3日間のスケジュールで、1日目は現地園の視察、2日目と3日目はカンファレンスが行われました。
会場は、国立コンベンションセンターという国際会議もできるようなとっても大きな会場。敷地の入り口から建物まで、歩いて5分以上かかる笑。とっても大きな入り口には、保安検査場みたいなものがあって、持ち物検査されます。エスカレーターが縦に並んでいるくらい大きい。ステージは、背景が全部スクリーンという豪華さでした。


ロビーのような場所には、オランダのNienhuis(ニーホイス社)はもちろん、台湾やシンガポールなどで教具や家具を扱う企業さんや、インドネシアの教師養成講座などのブースが並んでいます。


フォトスポットの規模感、わかりますか?笑。
この大きな地球儀も良かった!あと、ニーホイスさんが持ってきてくれた大きなピンクタワー!!これには感動しました。ビックサイズの一番上の立方体は、通常のピンクタワーの何番目だと思いますか??(答えが知りたい方はDMください笑)
園の視察
朝7:30集合で、5つのグループに分かれて、園の見学に出発!
私は、2つの園を見学させていただきました。
Marilla Montessori Children’s House
1つ目の園は、Marilla Montessori Children’s Houseという園です。日本の保育園に似たタイプの施設で、就学前の子ども達が通っています。朝の送迎シーンに居合わせたのですが、バイクに乗って来ているのが私には新鮮に見えました笑。
クラス編成も保育園に近い形で、私は幼児クラスをしばらく観察させていただきました。おしごとがとても充実していて、日常のおしごとはマネしたいものもありました。幼児クラスでも朝の軽食があって、食べている子とおしごとしている子が半分ずつといった感じ。


子どもたちのおしごとの様子を見てみると・・・どこの保育園でも見るような光景、感覚教具が積み木のようになっている子がいて、普通に声を掛けて関わりたい衝動になりました笑。
ディスカッションでは、第二言語としての「英語教育」について話していて、抱えている課題は国は違えど同じなんだな~なんて、思いました。
SAKURA SCHOOLS
二つ目は、SAKURA SCHOOLSさん。ベトナム国内に10施設を運営、幼稚園から高校まである、大きな学校です。ベトナムで初めてモンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園とのことです。日本の幼稚園に似たシステムで、縦割り20名程度のクラスがいくつもあり、そのそれぞれのモンテッソーリ教育の環境が作られていました。基本的にはベトナム語と英語のバイリンガルで、フル英語のインターナショナルクラス、日本語のクラスもあります。SAKURAという名前ではありますが、日系ではないとのことで、今更ながら名前の由来を聞けばよかったなと思っております。

園内の写真が取れなかったので、集合写真で失礼します。
インターナショナルクラスの観察では、月の満ち欠けの集団提示を行っていました。(おそらくこのために計画してくれたのかな)手の上げ方が可愛かったです。2歳児クラスの運動遊びを見させていただき、日本の子どもも運動量が減っていると思いますが、ベトナムの子どもたちも運動の機会が必要だなと思いました。
次回は、カンファレンスの様子をお届けします➡
海外のモンテッソーリ教育現場を見学すると、国特有の文化や環境で違いはありつつも、基本的な環境設定、使っている教具は同じということが、この教育の一番面白いところだなと思います。だから、感覚教具を積み木にしている子を見て、私がやるべきことはベトナムの先生と同じなんですよね。
次回はカンファレンスの様子、松浦先生からの学びをシェアしたいと思います。
ぜひご覧ください♬

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