コラム『1歳の子が教えてくれた、お部屋が散らかる理由』

コラム『1歳の子が教えてくれた、お部屋が散らかる理由』

私は時々、ベビーシッターのお仕事もしています。
最近、1歳6ヶ月のお子さんをお預かりして一緒に過ごす中で、お部屋が散らかる理由をその子が教えてくれたので、みなさんにもお伝えしようと思います。

1歳児と呼ばれる月齢の子どもたちは、「運動の敏感期」「言語の敏感期」「感覚の敏感期」「秩序の敏感期」と、さまざまな敏感期の真っただ中にいて、毎日ものすごい勢いでさまざまなことを吸収していきます。
ある程度自分の思い通りに動くことができて、ことばの意味も何となく理解するようになって、さまざまなものに興味津々!そんな毎日はいつもエネルギーに満ちています。

さらに、1歳6ヶ月頃からは、意志が発達する時なので「自分の意志で行動する」ことの訓練を始めたり、「知性の芽生え」と言って「同じ」がわかるようになってくる時期でもあります。

そんなキラキラした毎日(なんだか文章を書いていて、こんな毎日はワクワクが止まらないだろうなと思いました笑)を過ごしつつ、「思ったようにならないぞ!」という葛藤が始まるのもこの時期の特徴です。

1歳6ヶ月の子どもがどんな状態にあるのかが、なんとなくわかったところで、こちらの写真をご覧ください。
このページを開いて数分後には、この状態です。

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子どもが指差しした動物の名称を私が答えます。「シマウマ」と聞くと、さっき遊んでいたレゴブロックの中にシマウマがあったぞ!と思い出して、シマウマの人形を持って来て、「ゾウ」と聞けばゾウを持ってきます。そして、「キリン」を探しに行った先で、別の興味に魅かれて絵本を忘れる・・・

これのくり返しで、あっというまに絵本の周りにいろいろなものが集まってきます。でも、聞いた言葉と同じものを持ってきただけで本人は満足なので、そのまま放置。ふっと部屋を見渡して「だから散らかるのか~!」と気付いて感動したのでした。

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いろんな敏感期にある子は、常にいろんなものに興味を持っている。興味は移り変わるものですから、次々遊びが移り変わるのも当然のことです。

もちろん、散らかる理由はほかにもあるとは思います。おもちゃが取り出しにくかったり、子どもが「これ!」と思うものがすぐに見つからないといったこともあるでしょう。散らかる理由の一つに、こんなこともあるんだと思ってもらえたら嬉しいです。