1.2歳児クラス:はじめてのモンテッソーリ環境づくり

1.2歳児クラス:はじめてのモンテッソーリ環境づくり

今回は、初めてモンテッソーリ教育の活動を取り入れてみようとお考えの保育園さん向けに、環境設定をご紹介します。ほとんど100円ショップで手に入れやすいもので準備しやすく、初めての子ども達でも取り組みやすいものを選びました。
モンテッソーリ教育のおしごとは魅力的だけど、何から始めて良いのか・・・と迷われている保育園の先生方や保護者の方々の参考になればと思います。

食具系のおしごと

まずは、取り入れやすい食具系のおしごとです。すでに自分でも食事をするようになった子ども達は、スプーンとかフォーク、好きですよね~笑 子ども達にとって身近なものなので、初めての子でも取り組みやすいおしごとです。身近なものだけあって、スプーンを持ったらお口に入れたくなるんです・・・スプーンのサイズに合わせてビーズのサイズも選んでいるため、お口に入れやすいものも多々ありますから、注意が必要です。

食具・食器の例

全部で6種類です。全て100円ショップで購入しています。
①スプーン大(大人のスプーンサイズ)②スプーン小(ティースプーン)③トング大(長さが短めのトング)④トング小(シュガートング)⑤注ぐ(ピッチャー/計量カップ)⑥フォーク(子ども用の先が丸めのもの)

モンテッソーリ教育では「本物を使う」というのが基本的な考え方です。本来なら、プラスチックなんてもってのほか!とお考えの先生もいらっしゃるかもしれませんが、私はあまりこだわっていません。厳密には、2歳児クラスまではこだわる必要はないと考えています。本物には生活のなかで触れることも出来ますし、丁寧に扱わなければ壊れはしなくても落ちたり大きな音がしたりします。幼児クラスでは、思い切りガラスや陶器を使いますが、2歳児までのクラスでは子どもが運びやすくて扱いやすいことを大事にしています。

食具系 基本の器
中身の例

使うものは、食具のサイズに合わせて選びます。過去の投稿もぜひ参考にしてください。
今回使ったものを参考に上げておきます。

①大きい鈴②木製のビーズ③洗濯ボール④クルクルヘアゴム⑤アイスキューブ⑥ハートのチェーン

食具 中身の例
落とす・開ける・刺す・貼る

食具系の他で用意したものはこちらです。中身が見えなくてすみません・・・それぞれのおしごとの詳細は過去の投稿やインスタをご覧いただければと思います。

①落とす大(穴のサイズは直径4㎝)・・・穴あきゴルフボール
②落とす中(穴のサイズは直径2.5㎝)・・・ビー玉サイズの木玉
③落とす小(穴のサイズは直径1.5㎝)・・・ストロー
④回して開ける・・・ポット型の回して開ける容器にボールの消しゴムが入っています
⑤開閉のバスケット・・・いろいろな開け方をする容器がいくつか入っています
⑥ピック刺し・・・タッパーに穴を空けたもので、動物のピックを刺します
⑦絵合わせカード・・・ダイソーの絵合わせカードを5セット
⑧洗濯バサミ・・・30個くらい入っています
⑨シール貼り大・・・14㎜のシールが6色で、台紙は白い紙を使っています

落とす・開ける
注意点

はじめてモンテッソーリ教育の活動を取り入れる時、「小さなものが多くて危ない」ということを心配に思われる方も多いと思います。食具のところで話したように、実際、お口に入れてしまう事はよくあります。おしごととして取り組んでいる時には、しっかり大人が観察しているので飲み込んでしまうようなことは起きにくいのですが、おしごとの時間以外は要注意です。

取り入れたばかりの時は子どもも大人も慣れていないので、タッパーなどに入れておいておしごとする時だけ空けるようにするとか、棚を隠してしまうというのも手です。
もちろん、理想は環境の一部として常に出しておいて、子どもがおしごとしたい時にいつでも触れられるようにすることです。しかし、最初からそれは難しいので、無理なくスタートしていきましょう!

まとめ

今回は、初めてモンテッソーリ教育を取り入れる時の環境設定についてご紹介しました。※このような環境設定のみのご依頼も受け付けております。

環境を設定するだけではモンテッソーリ教育ではありませんので、取り入れる時に大人が気を付けることや、最低限子どもに伝えることなども投稿していきたいと思います。