東京都の保育施設にて、『大人の役割』の研修を実施いたしました。保育園の職員研修で人気のテーマです。
今回は、新年度始まったばかりでしたので、自分自身の保育(子どもとの関わり方)を見直すこと、また、お互いの保育観を知ることを目的に、グループワークも取り入れたスペシャルバージョンです。
『大人の役割』
まずは、モンテッソーリ教育の教師論・大人の役割という部分のお話から。人的環境としての私たちの役割は、0~6歳の人格を形成する大事な時期に、共に過ごす一人の大人としてそれを助けることです。なぜその必要があるのか、具体的にどう子どもと関わるべきなのかをお話しました。保育マネジメントでお手伝いしている園なので、実際の子どもの様子なども交えることで、より先生たちにイメージしながら聞いてもらえるようにしました。今回の研修のためにスライドもリニューアルしましたよ~
グループワーク『NGアクション』
OKアクションがわからなければ、NGアクションもわからないですよね。『大人の役割』の話を聞いて、OKがわかったところで、自分の保育を振り返っていただきます。プラス、一緒に働いている先生達の姿を思い返して「なんでこうするんだろ?」「もっとこうした方が子どもにとってもよいのに」などと思っていることも書き出してもらいました。
そして、書いたものを読み上げながらグルーピングしていただきます。同じようなことを思っている先生が他にもいた!と思うと、自分の考えに自信が持てたり、逆に自分の考えにはなかったNGが出てくると「気を付けよう」と思えたり・・・簡単なワークではありますが気づきがたくさん生まれるので、一年に一回とか、定期的に実施するのがおすすめです。
今回は、最後に『NGアクション→OKアクション』に変換するところまでやりたかったのですが、NGアクションを出すワークが盛り上がったので、ちょっとだけやって終わりにしました☻
NGを出すだけで終わらず、じゃぁどうすれば良いかまで考えられるといいですよね。
ほいくのたねの研修はオーダーメイドです★
今回は、保育マネジメントでお手伝いしている園で、今はこれをやるべきだなと思い導入させていただきました。モンテッソーリ教育を取り入れている園は、教具の使い方の研修はやっていると思いますが、最も大事な「大人の役割・関わり方」の部分が忘れられがち…。不適切保育なんて言葉が蔓延していますが、なにが不適切なのか知っていなくては防ぐことはできませんよね。
ご依頼いただく際は、必ず1時間程度のヒアリングをしています。今、園で困っていることや課題と感じていることを教えてください。私が研修を実施することも、園内研修コンサルとして研修を作るお手伝いをすることもできます。園長先生や主任の先生の想いを受け取って、先生方に最善の研修を実施いたします。
ほいくのたねの研修はオーダーメイドです♬モンテッソーリ教育についてはもちろん、人材育成やクラス運営・会議など、幅広く対応しております。お気軽にお声がけください。
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