2026年7月20日~22日の3日間、沖縄県沖縄市で開催された、アジアモンテッソーリカンファレンス2026沖縄大会(Asia Montessori Conference OKINAWA 2026)のご報告です🌺
当日は日本を中心に、シンガポール、台湾、香港、ベトナム、マレーシアなどなど、300名近くの方々が参加。とっても天気の良い3日間で、参加者の熱量も相まって、とっても暑かった笑。
今回は日本での開催ということもあり、久しぶりの再会を喜ぶ姿を多く見かけました。私自身も、モンテッソーリ教育に出会わせてくれた元職場の先生方に再会。さらに、これまでのアジア大会でご一緒した方々や、各国の先生方、インスタなどで繋がっていた先生と初めてお会いできたりと、普段は1人で活動している私ですが、モンテッソーリ教育を通して繋がる仲間がこんなにもいたんだなと思って、それだけで嬉しかったしテンションが上がりました♪

大会テーマ「From diversity to peace 多様性から平和へ 」
講演者は全部で33名!!どの講演を聞くか悩む時間も楽しいのがアジア大会の面白さでもあります♬
今回の大会テーマは「多様性から平和へ」です。一般的に“平和”を子どもたちに伝えていこうとする時には、いわゆる“平和教育”というプログラムで戦争を経験した方のお話を聞いたり、戦争の歴史がある場所にいくというような方法を取ります。私も高校生の時の修学旅行で沖縄県を訪れた際にはそうした平和教育というものを受けた記憶があります。保育園で担任をしていた時も、悲惨な歴史をくり返さないために、絵本などを使って当時のことを伝えた経験もあります。「平和=戦争が起きないこと」と捉えるならば、このアプローチが有効なのかもしれません。
しかし、モンテッソーリ教育ではもっと多角的に“平和”というものを捉え、特別教え込むことも強制することもしません。百枝義雄先生は『大人が子どもを理解しようとする姿勢、理解してもらった子は相手を理解しようとする姿勢が育つ。してもらったことをしてあげようとする心が平和の芽生えとなる。子どもの泣き声や言葉にならない声に耳を傾けた瞬間、未来の平和が始まる』とおっしゃっていました。

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松浦先生は、文化教育の「全体から部分へ」という意味を改めて教えてくれました。
文化教育の基本的な流れでは、宇宙の誕生→太陽系の紹介→地球→陸と海の地球儀→色付き地球儀→平面地図→大陸→国と続いていきます。しかし、この経過を経て結果的に子どもたちは国の名前を言えるようになるかもしれませんが、それが文化教育の目的ではないですよね。

地球からあらゆるものを紐で繋げていく提示では、国、人種、もの、動物、植物などを分類することなく、みんな「地球にいる」ということを教えてくれます。日本と台湾は国は違うけどここが同じではなく、みんな同じだけど住んでいる国が違うねという印象になります。国境があるから国同士の争いが起きる。この提示では、国を分けるよりも先に全体を伝えることで「国境がない」ということを印象付けることができます。そして、『手をつなぐ』という絵本を紹介してくれました。最後に、会場のみなさん全員が手を繋ぎました。写真を見てください。すごい人数ですよね笑。これだけ多くの方がこの場に集っていること、話を聞くだけでなく、体験を通して“平和”を感じられたことがとても貴重なことだと思いました。
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私も実践者の一人ではありますが、正直に言うとまだ“平和”を伝えることができるほどの器でないと思っていました。それは、やっぱり「平和=戦争がないこと」という概念があったからだなとわかりました。今大会でさまざまな方のお話を聞くうちに、モンテッソーリ教育の現場そのものが“平和”であると感じて、「あなた、いつもやってるでしょ?」と言ってもらっているような気持にもなりました。私もこの“平和”を構成する一人になれているのであれば、改めてモンテッソーリ教育を一人でも多くの人に伝え、一人でも多くの子どもたちに届けることには意味があると思いました。

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