6月21日~24日までの4日間、沖縄に行ってまいりました♪松浦先生とご一緒させていただき、モンテッソーリ教育の理解を深める、充実した時間を過ごすことができました!
「なんでわざわざ研修を受けるために沖縄に行くのか」と、よく聞かれます。私自身、モンテッソーリ教育を教える立場にありますが、わかっているつもりになっていることって実はたくさんあって・・・研修に参加する度に新たな学びや気づき、それから日々の実践での反省が出て来て、それが楽しいんですよね~。モンテッソーリ教育で育つ子ども像は『自立していて有能で、責任感と思いやりがあり、一生涯を通じて学び続ける姿勢を持った人間』です。モンテッソーリ教育を実践する私自身が、こうありたいと常に思っているので、学び続けることを大事にしています。
1日目*「自由と規律」の研修を受講
松浦公紀先生が、沖縄市のカフー美里保育園さんにて職員研修を行うとのことで同行させていただきました!!室内に統一感があって、とても居心地が良く、モンテッソーリ教育の環境も充実している園です。実は以前からご縁があり、仲良くしてくださる先生もいて、大好きな園(法人)さんです♪
テーマは「子どもに対する敬意と制限~自由と規律~」です。この1.2か月、私の中のテーマでもあったので、改めてお話を聞く機会を与えていただきありがたい時間でした。
- 子どもの逸脱の原因は、すべて大人にあり
- 赤ちゃんのころからの“断念の経験”を奪うな
- 規律は大人が子どもに押しつけるものではない
- 規律を守ることのできる状態=正常化
- 正常化のためには、自発的に活動したくなる環境を作る
さらに、「従順性の三段階」についてもお話いただき、反省と気づきの多い研修でした。この日のお話だけで、3記事くらい書けそうなくらいの量なので・・・笑。改めて書きたいと思います。
2日目と3日目*夏季研修にて“算数のお話”
今回の研修会は“算数教育”です。改めて、モンテッソーリが算数教具に仕掛けたタネを知り、もっとこの教具に触りたい、もっと子ども達と算数のおしごとをしたいな~と思いました。そうやって、算数教具が面白いと思って提示したら、子ども達にもその面白さが伝わるんですよね。さらに、松浦先生は基本提示だけでなく「数学的な概念」をわかりやすく解説してくださり、高校1年生で数学を捨てた私は、人生で初めて“因数分解”が分かったような気がしました笑。また、より子ども達に印象として残るように手作業のプリントもたくさん紹介して、プレゼントしてくださり、「教具をやって満足するな」という静かなメッセージが、また聞こえてきました~。
『算数教育に入る前の、教具に触る前の、量の経験が何よりも大事』ということを意識できていなかったと反省し、さっそく現場に戻ってから、そのチャンスに敏感になっています笑。感覚教具の持ち方や、日常の中で何か運んでもらったり、数えてもらったり、量や数を感じてもらえる機会を大事にしています。研修に参加していなかったら、こんなに意識することはなかったと思うから、学び直すって、本当に大事だなって思います。
4日目*すくすく子ども園さんから研修のご依頼
度々研修でご一緒していた、うるま市にある“すくすく子ども園”さんから研修のご依頼をいただきました。長い間、モンテッソーリ教育を取り入れている園さんですが、今年度から4.5歳児クラスを合同(たてわり保育)にしたとのことで、先生方と一緒にあーだこーだ言いながらレイアウト変更をしてきました。私の好き(得意)な仕事の一つなので、とっても楽しかったです♪0歳児~3歳児の保育と環境の観察もさせていただき、午後は乳児クラスと幼児クラスに分かれて研修をさせていただきました。モンテッソーリ教育の活動や環境の質問をいただき、それにお答えする形ですすめましたが、一人の疑問がみんなの学びになり、とても良い学び合いの時間となりました。貴重な時間をありがとうございました!
仲間が増えて、楽しい沖縄♪
沖縄モンテッソーリ教育を学び合う会の研修に合わせて、年に2度ほど沖縄に伺っているおかげで、顔見知りの先生も増えて「おかえり~」と言ってもらえるのが嬉しいです♪いつも温かくお迎えいただき、ありがとうございます♡またお会いできるのを楽しみにしております!!
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