0.1.2歳児の戸外活動に「感覚教育」をプラスしてみませんか?

3*保育士さん達へ

感覚教育は、感覚器官を刺激することから始まります。モンテッソーリ教育には、素晴らしい“感覚教具”というものが用意されていますが、これを必要とするのは意識の芽生えの時期(だいたい2歳半~)ですから、それまでは感覚体験を積むことが感覚教育です。

そこで、今回は0.1.2歳児クラスで「感覚体験を積む」ことを目的とした、戸外活動をご提案します!

戸外活動と言えば・・・

戸外活動と言えば、「園庭遊び」や「お散歩」が主な活動内容になるかと思います。
毎日のようにお散歩に行く保育園もあるようですが、ただただ外に出れば良いというわけではありませんから、「季節の変化を感じる」「体を動かす」「自然物に触れる」というような活動の目的を立てているはずです。でも、なんだかいつも同じような目的になっちゃう!というお悩みはありませんか?

そんな時におすすめなのが、「感覚体験を積む」ことを目的とした戸外活動です♬マンネリ化しがちな0.1.2歳児の戸外活動に「感覚教育」をプラスしてみませんか??

それぞれの感覚ごとにご紹介していきます↓↓↓

様々なものに注目する👀「視覚」

「見る」ということは、子ども自身それほど意識せずやっていることですから、大人はそこにちょっと意識を向けるさせてあげるだけでもOKです。例えば、手を繋いで一緒に歩きながら「ちょっと見てみて」と、声を掛けるだけでも十分です。でも、子どもは歩きながら何かに注目して見ることは難しいので、できたらちょっと立ち止まってそれをじっくり見る時間を作ってあげるといいと思います。
0.1.2歳児さんのお散歩なら、あえて目的地を決めずに安全な道路をゆっくり寄り道しながら歩くのも楽しいものです♬人数が多くて、道路は歩かせるのに精一杯!という場合は、公園の中を歩きながら探索するのもおすすめです。

【声掛け・活動の例】
・さまざまな名称のものに目を向ける「お空見てみよう」「信号が赤だね」「バスが来たね」
・赤いお花を見つけたら「赤いお花だね」「○○っていうお花だよ」
・遊具や看板などを見つけて「丸いね」「四角だね」
・明るいところと暗いところに移動して違いを感じる「明るいね」「暗いね」
・高いところに登って見る、股の下から見るなど、視野を変えてみる
・木の下から空を見上げて、葉っぱが揺れたり光が動くのを見る

触ってみよう✋「触覚」

子どもの前で触って見せるだけでいいんです。私はよく、両手を地面につけて「あたたかいね」と言って、そのまま日陰まで行ってまた地面を触って「冷たいね」とやっていると、子どもも付いて来て真似して触っています。まだ言葉にならなくても、感じてくれたらそれでOK!感触によって触り方を変えるのがポイントです!

【感じてほしい感触に応じた触り方】
・「あたたかい」「つめたい」:手のひら全体で触って感じる
・「つるつる」と「ざらざら」:指の腹でサッとなでるように触る
・「ふわふわ」:指で揉むように、大きいものなら握るように
・「チクチク」:指一本でチョンっと触る

聞いてみよう👂「聴覚」

「聞く」は、「見る」や「触る」に比べると、行動に表わすことが難しいですね。そんな中でも「聞く」を意識した活動を3パターン紹介します。

①サイレントタイムを作る
あえて声を掛けない時間を作ることもおすすめ!私たちは声を掛けることが仕事なので、声を掛け続けてしまうことがありますが、子どもがあえて周囲の音に耳が注目できるような時間を作ることも大事です。小さな赤ちゃんでも、何かを感じていますから、それを邪魔しない時間も大切です。
②子どもが感じている音に大人も耳を傾ける
感覚の敏感期にいる子どもの方が、音に敏感だったりしますから、子どもが音に反応して動きを止めた時などは、一緒に動きを止めて観察してみると面白いですよ。
③大人の声掛けによって、音に注目を促す。聞こえてきた音に擬音を付けて表現する。
「わんわんの声がしたね」「鳥が鳴いているね」「ガガガって音がするね」「ピーポーピーポーだね」

嗅いでみよう🐽「嗅覚」

私は、お花を見つけると匂いを嗅ぐ癖があります。モンテッソーリ教育の先生になってからの癖です笑。これを続けていたら、子ども達が私よりも先に嗅ぐようになって、「先生!いいにおい!」と教えてくれるようになったのが嬉しかったです♡

嗅ぐって、意外と難しい動作なので、ポイントをお伝えすると。
①嗅ぐものに鼻を近づける
②音が鳴るくらい、思いきり鼻から空気を吸い込む
③は~っと口から息を吐く
④子どもの目を見てニッコリ(いい匂いの場合)する

お花でも葉っぱでも、土でも、空気でも、なんでも良いから意識して匂いを感じる!意外と面白いので、ぜひやってみてください。

保育園ではなかなか難しい👄「味覚」

戸外で見つけたものをお口に入れることはできませんから、これだけは難しいですよね。私が幼いころは、サルビアの蜜やツツジの蜜をおやつ代わりにしていたものですが・・・笑

保育園ではなかなか難しいかもしれませんが、「どんな味がするんだろうね~」とか、自分の経験を元に「甘い蜜が入っているんだよ」などと伝えることはできます。また、散歩の道中でいい匂いがしてきたら、立ち止まって一緒に匂いを嗅いでみるものいいですね。

まとめ

「感覚体験を積む」を目的とした戸外活動のポイントは、ものの名前(名称)や、状態を表わすことば(形容詞)、動きを表わす言葉(動詞)を意識すること、そして、大人自身が五感をフル活用して楽しむことです!

このような感覚体験が、幼児期(3歳以上)になった時に整理する対象となります。幼児さんのお散歩の目的として発展させることにもなりますね。

大人のちょっとした意識で子どもの体験が変わってきますから、ぜひ楽しみながら、豊かな感覚体験をさせてあげてください♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました